Saturday, December 12, 2009

寺町

京王線千歳烏山駅の北側にお寺さんが並んでいる街がある。関東大震災の後に、都心にあった寺が移ってきたのだったそうだ。通りの名前は寺町通り。しかし、電柱(これも汚らしいね)に貼ってある地番表示は、北烏山何丁目何番地。

私が何年か過ごしたのは新宿駅の西片だ。当時の町名は「角筈」(もう漢字変換の対象にはない)。近くには、柏木、淀橋などというのがあった。仰々しく言うならば、由緒ある地名である。もちろん「新宿」もそうだが。しかしながら今、ここら辺は「西新宿何丁目」となっている。同様に近くの他の地名も、「新宿」という名に東西南北が付けられている。

私も好きな避暑地の軽井沢。しかし、その周辺も東西南北が付く軽井沢になってしまっている。たとえば、追分など、昔の懐かしい地名はどこかへ行ってしまった。

日本中の地名が変わってしまった。これって、問題じゃありませんか? 誰が、どうやって変えてしまったのか分からないが、少なくともこれは、犯罪の一種ではないかな。地名というのは、その国の文化であり、歴史でもあるだろう。これを否定してしまっていますね。

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